コロナになった

コロナがまた流行っていることは、勤務先の病院の研修会がオンラインになったり、身近な人か罹患した話を聞いて、なんとなく感じてました。でも、この期におよんで、まさか自分が罹患するとは思っていませんでした。

 

ある水曜日の夜、喉に違和感があり、直感的に「まずいな」と思いました。と言うのも、翌日から医療系の学会に参加、発表があったからです。寝たら治るのではないかという淡い期待を持ちつつ床に就きましたが、翌朝も治っておらず、学会参加の可否の基準を求めて受診しました。

 

車の中から検査をし、待つこと数十分。

医師が検査結果を持って説明してくださったところによると、インフルエンザは陰性、コロナは陽性ということでした。

 

がっかり肩を落とす間もなく、学会発表をどうするかということで学会事務局等と相談したところ、私の発表がシンポジウムの一部であったことから、発表自体は企画してくださった先生に代読していたくことになりました。そのため、急ぎ読み原稿を作り、事務局に送付したのですが、このころはまだまだ「軽症」のイメージでした。

 

その後、じわじわと熱が上がり始め、倦怠感が強くなり、関節も痛み始めました。熱はMAXで37.5度とそれほど高くならないのですが、右のものを左にするのも面倒なほどだるさに襲われました。

 

その後は寝たり起きたり、調子がいい時に仕事をしたり。喉の違和感はしばらく続き、熱が下がってもちょっと動くとすぐ疲れる感じがして、「元気いっぱい」になるまでにはしばらくかかりました。

 

途中、口の中が苦い感じがしばらく続き、「これは味覚障害か?」とも思ったのですが、処方された葛根湯のせいではないかということで落ち着きました(笑)。葛根湯を処方されたときには、「効くんかいな?」と半信半疑でしたが、飲めば症状が落ち着き、意外と使えると思った次第です。